サンコーラクアミニプラスを購入して2ヶ月が経った。結論として私は2〜3人用食洗機→1〜2人用食洗機→2〜3人用食洗機に戻っている。
その結論に至る思考回路を記していきます。THANKOの1人用で足りるパターンもあるので参考にしてほしい。ちなみに私の食洗機歴はこちら
- 2018年からエスケイジャパンJaim -SJW5を使用
- タンクの水漏れを経て、タンク交換に5000円でエスケイジャパンが嫌いになりかける
- それでも4年使い続けたら、ついにどうにもならないとされる「エラー」が出現し、修理を諦める
- 2022年10月、新発売のTHAKO「ラクアミニPlus」を購入。
- 2023年1月、エスケイジャパンJaim -SJW5が激安の19800円(JOSHIN)になっていたので再購入
ちなみにエスケイジャパンは5年ぶりくらいに新作の食洗機を発売していて、省エネ50%に振っているようです。でも5万円、高すぎますね。2、3年で値段が下がるのを待ちましょう。
この商品の謳い文句はいくつかあって、検討していきます。
THANKOラクアミニPlusの特徴
確かに本当に必要な機能だけを搭載しています。
実際、THANKOラクアミニプラスは、エスケイジャパンの食洗機よりも省エネやそこまで熱いお湯で洗う必要がないだろうと打ち出しているかのように、基本そこまで高温で洗いません。低温で洗うことが多く、ラクアミニプラスのモード「しっかり洗浄」にしてやっとエスケイジャパンと同じくらいの温度(75℃)で洗浄しているという感じ。
しかし、普通はこれで足りるのですよね、特に一人暮らしで凝った料理をしない身分程度では。
洗浄終了後も温度の差を感じます。ドアを開けた際に庫内はアチアチになっていますが、湯気が出てくる時のレベルがエスケイとTHANKOでは違います。通常モードでは、圧倒的にエスケイジャパンの方が熱湯で洗っている感は少なく、そこまで汚れていない食器に対して、「そこまで熱いお湯で洗わなくていいだろう、必要十分な機能を提供してやってるぞ!というメッセージを感じます。
高温を必要とするのは、プロテインシェーカーに残ったカリカリ、たまにキッチン焼肉して、そのまま皿にのせた肉の油程度。
やはり気になるのはコンパクトさと食器数のトレードオフ
一人暮らしを考えている人は この「大きさ」こそがTHANKOを検討する要因だろう。
本当に小さくてコンパクトなので1K25平米でも工夫次第で設置できますが、コンパクトさと容量の兼ね合いが問題になってきます。
洗浄モードは温度の低い順に「スピーディ」、「通常」、「強力」なので、強力はめったに使わないし、ほとんどそれ以外のモードで落ちる。 洗浄時間も長くて電気代も食う。だから俺はあまり使わないし、さっと流して食洗機に入れれば、ここまでのパワーは必要ない。
個人的な感想では、エスケイジャパンの16枚を入れる容易さとサンコーラクアの12枚の容易さでは、たった4枚と思うかもしれないが、入る皿数だけで比較すべきではない。
食洗機というのは毎日の手間と時間を省くためのものである。結果として、断然エスケイジャパンがラクラク入る。
正直、THANKOのHPのように、ここまで綺麗に丁寧に入れるためには、この食洗機に合わせたサイズの皿、コップ、ひいては、食生活までもが必要になる。
例えば、私はプロテインを飲むが、シェイカーはだいぶ幅を取る。
例えば、、、時間がない生活で朝と夜に2回シェイカーを使ったらもう食洗機内の半分はシェイカーが占領してしまう。
実際、庫内の面積を半分取られてしまったら、そのあとはほぼ3分の1しか入れられない。皿は基本ななめに入れるから思った以上に容量が必要であることを実感できると思う。
そうすると、「プロテインを飲むのもやめるかor食洗機を多くまわすか」の2択になる。
それに合わせた生活にシフトしなければならないということにもなりかねない。
また、皿を切に詰めるためには、時間と頭を使わなきゃいけず、この時間があったら皿を洗った方が早くなるのでは?と思うほど最初はモヤモヤや苦労があると思う。
もっと少ない点数でゆとりを持った食洗機生活を送ってほしいと考える。
2〜3人用の食洗機との違い
4年使ったエスケイジャパンJAIM食洗機は2〜3人用。2022年の最新型はちょっと省エネ性能が向上している。
これは
実際、私は同棲してた時、一人暮らしでもエスケイジャパンの食洗機を使っていた。
料理好きな彼女と一緒にいると、洗い物がそれなりに増えた。
二人暮らしでは、毎食食洗機を回す程度なので、それなりの食器の量になって使い勝手は良かったと思う。
理想は2〜3人用の食洗機を一人暮らしで使うのが余裕のある食洗機生活だ。
やはり大は小を兼ねる。
食洗機は、大きいにこしたことはないが、 それがおけないから、悩む。
工事不要のコンパクトな食洗機は 起きやすい分、最適解が難しい。
2〜3人用の食洗機から1人用の食洗機にすると、それなりにストレスがあります。
入れ方、皿の形状、コップ、まな板、オタマの種類などなど、、、
容量が少なくなった食洗機でした工夫
たくさんのものを入れるには工夫と妥協が必要。
自分の生活に合わせて今までの生活使っていたものがいらないのではないか。そうした観点で食器を見直す必要が出てくる。そして最適化させる工夫をしなければならない。
- 2018年からエスケイジャパンJaim -SJW5を使用
- タンクの水漏れを経て、タンク交換に5000円
- 4年使ったら、ついにどうにもならないとされる「エラー」が出現し、修理を諦める
- 2022年10月、新発売のTHAKO「ラクアミニPlus」を購入
このようにTHANKO「ラクアミニプラス」を購入し、「2〜3人用」から「1〜2人用」へシフトして、容量が制限される中、私がやった工夫は以下の通り。
コップは取っ手のないものに
やはり取っ手は食洗機の邪魔になる。
このタイプは、先ほどのプロテインシェイカーのように、容量の少ない食洗機ではかなりの致命傷。 場所を取るランキング1位といってもいい。やはり皿よりもコップは場所をとるようだ。
サンコーラクアミニPlusでは 3分の1以上の場所を取ると思っても良い。
そこで取っ手はあってもいいと思うが、洗う時に取っ手は外せるほうがいい。
そこで私が使っているのは、 このタイプのサーモスの食洗機対応のコップ。
私はもう最初から取っ手を外して見栄えが悪いが、このまま使っている。
それかこれでも良いかも。
最初から取っ手のないモデルでもいいが、
サーモス保温マグ350mlの方は、背が高いし、取っ手ににつけて底がゴムなのでデスクでも滑りにくくなるのが気に入っている。高さにしているのも工事不要の食洗機ではパワーを発揮する。
コップをかごに入れると、その上にお茶碗をおいても充分洗浄することができる。二重になって洗えなそうだけど、この程度であれば洗える。
まな板も小さいサイズに
少しQOLが下がるが、小さいまな板も存在する。
まさに、これ。 サイズがあって、自分の食洗機に合わせてカスタマイズすればいいと思う。
オタマ・菜箸など長めのものは気にしなくていい
これはもうその通りで、いくら小さすぎる食洗機だからといって最後に対角線上に斜めにぶっこめばきちんと洗ってくれる。
皿は平坦なものが増えた
容量が小さいTHANKOでは、カレー用などの深底の皿は諦めよう。そのかわり豚汁系に使う大きめの茶碗にカレーをよそるのはどうだろうか。少ない容量で済むし、この皿でカレーを食べれば少ない量を食べることになるからダイエットにもなる。モテる。人生が豊かになる。
茶碗は若干大きめにしてみる
丼ものが食えなくなるので、若干大きい食洗機対応の茶碗ものを買いましょう。
やはり通常考えられるカレーの雰囲気がなくなって、ファストチェーンで出てくるミニカレーセットのような大きさになる。
大皿がなくなるので、自宅でパーティーができなくなる
友達が多い人は要注意です。 まぁ、そのような人は食洗機を検討するようには見えませんが…
これだけなら普通に皿を洗うのと変わらないか?
何も考えずに入れると意外と容量が少なく入らないことがわかったと思う。お皿を3枚入れたらそれなりにいっぱいになる、この程度です。 だったら洗ったほうが早いんじゃない?って自分で思った。
だから久しぶりに皿洗いもやってみましたよ。実際洗ってみたが、これがまぁもうめんどくさくなってる。本当に3点程度なら早いけど、実際は皿だけでは済まない、菜箸、フライパン、コップあり。やっぱり食洗機のありがたさを実感。6点以上になると面倒です。
一人暮らし、1〜2人用でも、買った方が良いとの結論は変わりなかった。容量が少ないから自分で洗ったほうが早いから超コンパクトの食洗機はいらない、 と言う結論にはならなそうです。
こんな点数だけでもめんどくさいって事は、やっぱり食洗機の恩恵をしっかりと覚えていたんだなと実感。
食器が入らない分、食洗機を回す回数が多くなりそうだけど、 やはり恩恵を受けていたんだな、俺。
ずれにくいコップや平面なものを並べて、その上に茶碗を重ねるスタイルだと意外といけます。
もしそれを懸念して躊躇している人は、遠慮なく買ってください。
THANKOに変えたデメリット
・食洗機を回す回数が増えた
容量が小さいので、食事後、ほぼ毎回食洗機を回さないといけない。そして2〜3人用で同じ容量を回すより洗剤の量を使う、なんか気が引ける。エコじゃない。SKは一人暮らしで2食しっかり料理いていても、1日一回でOKだったし、洗剤もワンスクープかワンタブレットでOKだった。
洗剤1ヶ月近く使用してみて、エスケイジャパン(2〜3人用)の時と明らかに減るスピードが違う。約2倍。そりゃ当たり前。それと丁寧に皿を入れるというのはやめたほうがいい。思考停止で入れるべきだと感じた。
まだ入るな、、、と思ってギチギチに皿を綺麗に並べてたら人生勿体無いです。
そこそこのゆとりに皿を並べて、時間と穏やかな時間を得ましょう。重ねても意外と洗えますし。
・食器に匂いがつきやすい
それとTHANKOの食洗機は新品で若干プラスチックの匂いがつく。これは最初がきつかった。 1ヵ月で徐々に匂いを薄くなっているもののまだ残っています。 時間の経過に期待しましょう。
結論
初めて買う方、お皿等を少し小さめなものにカスタマイズすれば、使い勝手良し。そもそもはじめての方であれば食洗機の回す回数なんて知ったこっちゃない話です。これが標準になればいいわけですが、、、
2〜3人用の食洗機を使っていた人が買い替えするなら、 回す回数が多くなる。1ヵ月経った私もだんだん慣れてきて、まぁこんなものかと思った次第。
と言うことで、ガチガチの家電マニアじゃなければ、そこそこ満足できる良い商品になります。
ニッチなところの満足度を責めずに万人受けする食洗機を作ったサンコーラクアミニプラスはやはり評価できる商品。
結局エスケイジャパンの食洗機、2代目を購入
とはいえ、実は2ヶ月くらい使ってみて、実は、2023年1月のセールでエスケイジャパンの旧モデルJaim SDW5が何と19800円になっていて、何と買ってしまった。
これでJaimからラクアミニプラス、Jaimと逆戻り。
何でも最新であれば良いというわけではなく、実はJaimは一番横幅が狭いんですよね。ゆえに重宝してました。
今まで使っていたものに慣れているし、もっとあればいい機能があれば良いがどうせ3〜4年で壊れるし、まあいいやってなっている。
ちなみにこのJaim、それなりに故障がネット上で広がっており、私も一度タンクの故障で有償修理している(マジで腹たった)。
過去にも故障については動画にしました。
なので今回しっかり、ジョーシンの5年保証に加入しています。990円。合計20790円。これはお得です。正月になったのと、新しいものが発売されてたので一気に型落ちになったからでしょうね。
新モデルも評判は最悪です。
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